子育て支援金 全世代徴収
令和6年4月19日の衆議院本会議で、児童手当や育児給付を拡充する少子化対策関連法案が自民、公明両党の算数多数により可決されました。
これにより2026年(令和8年)度に財源確保のため、公的医療保険料に上乗せされます。
年収にもよりますが、1人あたり月50~1,650円(見込み)で「実質負担はない」との発言で、野党からは具体的な根拠がないとして批判が多くありますね。
政府の少子化対策
児童手当の支給を高校生年代まで延長し、所得制限を撤廃
第3子以降は月3万円に倍増する。
両親がともに育休を14日以上を取った場合、育休給付を最大28日間、実質10割に引き上げる。
親の就労に関係なく預けられる「こども誰でも通園制度」が設けられる。
その他に、都道府県もしくは市町村独自の補助金があることをご存じですか?
気になる方はホームページで確認してみましょう٩(ˊᗜˋ*)و
まずは知っておこうママのこと
まず産後、ママはホルモンのバランスの変化や産後の心身の疲労、育児不安、パパの言動や態度でが原因で起こりやすい状態になっていることを知っておきましょう。
ホルモンバランスの乱れ
ママは産後の急激なホルモンバランスの変化により、1か月前後は情緒不安定になることがあるそうです。
産後の心身の疲労
出産という命がけの仕事を終え、体力が急激に落ちているところに、寝かしつけや夜泣きによる寝不足、抱っこしながらの家事に追われることで、ママはさらに体力を消耗します。
私の妻の場合、なかなか寝れず心身ともに疲労し、自律神経の乱れにより夜中に痙攣が起きました。
育児不安
特に初めての出産や育児ではママに不安はつきものです。
インターネットでは様々な育児情報が溢れ、何が正しいのかわからなく混乱することもあります。
さらに、初めての育児では成長のイメージがしづらいことから、他の子どもを比べては、より焦りや不安を募らせてしまいます。
パパの言動や態度
私個人としてはこれが最もの原因だと思います。
私は初めての育児でもやる気になって頑張っていたつもりでも、結果的に妻をイラつかせたり、怒らせたりしていました。
職場や近所のママさんに体験談を聞いてみると、全員が共通してイラついたり、怒らせたりさせた言動や態度がありました。それは以下のとおりです。
NGワード・アクション
ここで興味深い統計を紹介します。
妻から夫への愛情のピークは結婚直後という統計結果があります。出産を機に愛情が低迷するグループの原因は出産後のパパの言動や行動が最も大きいそうです。
それらの原因となる「NGワード」と「NGアクション」を紹介します。
NGワード「大丈夫?」
NGワード「今日は手伝うよ」
NGアクション「指示がないと動かない」
NGアクション「仕事が遅い(飲み会を含む)」
夜泣きしても、起きない(もしくは寝たふりをする)
NGワードについては、「え?なんでダメなの?」と思ったパパさん。これは結構、イラッときますよ?
先で述べたとおり、ママは常に心身疲労しています。
「大丈夫?」って言わると『見てわからないの?大丈夫なわけねだろ!』とおもっています。
「今日は手伝うよ」と言われると『今日?いつも手伝や!』と思われています。
パパさん想像してください。
パパは会社で重要なプロジェクトチームの一員とします。
同期のメンバーに「大丈夫」「手伝おうか?」と言われたときどうおもいますか?
「はぁ?」と思いませんか?ここでポイントなのは「同期」というところにあります。
育児も同じで、ママは同じ家族で夫婦で同じ立ち位置にあることです。
「家庭はチーム」ということを忘れないでください。
NGアクションについても、同様でパパは出産後も仕事でママが育児で苦労していても、ママの状況をしっかり理解できていないことが多いようです。実際に統計結果でも「育児・家事してるよー」というパパの満足度は70%に対し、ママの満足度は50%も満たないようです。
最初の「育児で何をしてよいかわからない」「初めて育児が怖い、不安」とパパが思っていることは、ママも同じです。
パパがママに対して大切な3つの心得
これまでお伝えした「まずは知ってほしいままのこと」と「NGワードとアクション」を紹介してきました。
これらを踏まえて、パパがママに対して大切してほしい3つの心得をお伝えします。
それは「共感」、「受容」、「賞賛」、「行動」です。
ママに「共感」すること
まずは、ママの話をしっかり聞いてあげてください。
そして、ママの課題に対して向き合うことが大切です。
無理に解決策を導かず、愚痴や苦悩について耳を傾けてください。
決してスマホやテレビを見ながらダメですよ!( ꒪Д꒪)ノ
上司に仕事の相談をしたとき、明らかに聞く気のない態度をとられると嫌でしょ?
ママを「受容」し「賞賛」すること
育児に不安を抱えているママは「理想のママ」と現実の自分を比べてしまい、
「あれもできない、これもできない」と自信を無くしてしまします。
パパが今のママの頑張りを認め、褒めることでママは自尊心が満たされるのです。
会社でも同じチームから「パパさん、こんなに営業とってきてすごいな!頼りになる!」と言われたら嬉しいですよね。
パパから率先して「行動」すること
私が特に大切にしていることはここです。
ここまで「共感」でき、「受容」と「賞賛」ができたとしても、そこで終わってしまったら「口だけ男」と思われます。
ママの愚痴や苦悩を「共感」し、
日頃、育児で頑張っているママを「受容」と「賞賛」し、
「行動」に移さないと意味がありません。
NGアクションでお伝えしたとおり、指示待ち人間は会社と同じで頼りになりません。
育児をすることは何も子供にミルクを与えたり、寝かしつけするだけではありません。
それは育児は家事の1つに過ぎないからです。
「夕食後の台所の片付け」「お風呂掃除」「洗濯物」とやることはたくさんあります。
ママが休める時間を少しでも作ってあげられるよう、自分がすべきか考え行動しましょう٩( ‘ω’ )و
たまごのここが良かった体験談
現在の妻と私は結婚後から生活の価値観の違いでよく喧嘩していました。
皆さんはどっち派?
【洗濯後のタオルの片付け方】
私はタオルはたたんで同じ方向に向け収納したい派
妻はとりあえず入れればよい派
【食器洗う途中のスポンジの扱い方】
私はスポンジをシンクにおいても気にならない派
妻は毎回、スポンジ置き場に置いてほしい派
といったように、育ってきた環境や物の考え方なんて人それぞれなんです。
そこで厚巻家でとった対策は、「毎週夫婦会議」を開催するです。
最初は「どっかに旅行へいきたいねー」なんて楽しい話を、毎週土曜日にお酒を一緒に飲みながら話していました。
喧嘩が多くなってきた頃、このままではよくないと互いに思い、その日だけは「ここだけは直してほしい」という要望を1つずつ出します。※2つはダメ!私が対応できないから…。
最初の要望内容は、
私は上記のタオルを規則正しくたたんで、同じ方法に向け片づけること。
妻は洗い物をする時に、スポンジをシンクに置かないでという要望をでした。
それから一週間後にお互いをフィードバックし合い、新たに要望を1つずつ出します。
その繰り返しで、お互いの価値観を「受容」し、できていたら「賞賛」しあうことでお互いの価値観を少しずつ近づけていきました。
最初は何度もママからダメ出しされて、イラついた時もありましたけど、互いの要望がうまくいったときに一緒に飲むお酒は忘れられません。
今では、「ちょっと子供の事で相談があるんだけど時間ある?」と真剣に相談すれば、互いに時間を作り相談し合える仲になりました。
…妻のタオルの片づけ方については、タオルの端と端が合ってないけど、約束から7年以上経過した今でも同じ方向に向け片づけてくれています。互いに思う気持ちができたからこそ続けられることです。
次回は育児パパの心構え「パパの役割」について、体験をとおしお伝えします。