育児パパの心構え「パパの役割」№3

はじめに

このブログをみていただきありがとうございます。

本ブログではこれから育児を始められるパパさん育児で悩めるパパさんの方が少しでも育児が楽しいと思えるよう体験談をとおして紹介しています。

さて、前回は育児パパの心構えとして『ママへの関わり方』にご紹介しました。

今回は育児パパが心構えとして『パパの役割』を体験をとおしてご紹介します。

まず、仕事と育児は全く違うと思っているパパさんも多いようですが、私は似ていると感じています。

そのような視点で読んでいただけると幸いです。

パパさんは家庭の経営者

家庭はいわば会社に似ています。

パパさんとママさんは役職者2名という少ないなかで、団結しながら成果を上げていきます。

前回のブログでも記述しましたが、違う環境で育ってきたふたりは、当然に価値観は違います。

しかし、子どもの成長と自立という目標を目指していくという点では同じです。

ママさんは出産後、2~3時間ごとに授乳があることから赤ちゃんの傍についていないといけない状況にあります。

そこで、パパさんは家庭全体をみてマネージメント力が求められます。

いわば、パパさんは経営者です。

ママさんが子供を伸び伸びと育児ができれば経営が上手くいきます。

経営者(パパさん)ができる育児

間接育児

平日、仕事をしているパパさんにとって育児に携わる時間はあまりないでしょう。

子どもが赤ちゃんの時はおむつ交換やミルクを飲ませるといった直接的に関わることだけがパパの育児ではありません。

私の場合、仕事から帰宅後は以下の内容を行っています。

・夕食後の台所の片付け

・お風呂が最後ならお風呂掃除

・洗濯物を干す

などといった家事を行うことで、ママの家事の負担が減り、子育てに余裕をもって取り組めるようになります。

その結果、間接的に「育児」をしていることになります。

上記の3点だけでも約1時間、ママの時間が空きました。

会社でいうママが営業部で私が総務部ってところでしょうか。

ママさんの心のケア

上記で時間を作ることでママさんの育児の不安や、仕事の悩みを聞く時間が作れます。

ママさんの心のケアも大切です。

前回のブログ№2でも記述しましたが、「共感」、「受容」、「賞賛」、「行動」が大切です。

私の場合、よく帰宅後に聞いていたのは、

「ママ今日寝れてる?」

「今日の子供達にうんちの色どうだった?」

※うんちの硬さや色は赤ちゃんの健康状態がわかります。

と聞きいていました。

子どもたちだけでなく、ママを「常に気にかけている」という気持ちを「行動」に示していました。

こうした行動をとることで、ママの気持ちが少し楽になったそうです。

まぁ、これは会社でいう人事の仕事ですね。

しつこく聞きすぎたせいか、仕事中にうんちの画像をよく送ってきてくれましたΣ(゜ロ゜)

汚い仕事も率先とチャレンジ

汚い仕事を率先することで、ママさんがパパさんに対する「頼りになる」という気持ちが増します。

赤ちゃんの頃はおむつ交換や子供達がこぼしたごはんや飲み物の片付けなど汚い仕事はストレスを感じますよね。

赤ちゃんや子供と過ごすとこんなことは日常茶飯事(o;TωT)o◇フキフキ

パパさんがこれらの汚い仕事も率先すると、ママさんの子供への怒りのパラメータを抑制できます。

その結果、ママ「頼りになる」→ 笑顔が増える → 育児の影響がよくなります。

これらを繰り返していくと、「今日のうんちは少し血が混じっている?胃腸炎かな?」などの早期発見につながったり、「ゆかにしばらく防水用のマットをしこうかな」などの対策を考えられるようになります。

注)もちろん購入はママさんと相談してね ♪d(´▽`)b♪

こんな家庭の経営者(パパさん)は注意して

では、こんな家庭の経営者には注意してほしいことの中から3選ご紹介します。

ママさんの行動と同じ行動をとるパパさん

パパさんが育児や家事にまじめに取り組む際に陥りがちな傾向として、ママと同じ役割をやるということです。

具体的な例として…

台所で食事の準備をしているママさんがいるとします。

大変そうだからといってパパさんも一緒に台所に立ち食事の準備をする。

これは、ママさんから言えば邪魔でしかありません。

ママさんは食事のできるまでに、より効率が良いように段取りを組み立てて動いています。

パパさんの何かしてあげたい気持ちはわかります。

その時は別の家事や育児をおこないましょう。

また、食事の準備をしているママさんに子供たちが「ねぇねぇママ見てみて」と台所に行き、ママさんが「え、うん。今ご飯つくってるから待っててね」というやり取りみたことありませんか?

私の場合…。

こうならないために、ママの食事を準備している間、パパが子供達と一緒に遊んだり宿題の確認をしたりします!
 ミ(o*・ω・)ノ!!ゴーゴー

その結果、ママは食事の準備に専念できる。子供たちにとっては心のよりどころがあり安心できます。

会社に2人の従業員しかいない場合、営業担当は2人も要らない。そういうことです。

ママさんが現場監督なら、パパは総務ってことですね。

ママさんとのコミュニケーションを軽んじているパパさん

前回のブログ「育休中のパパの心構え№2」のNGワードでもお伝えしたとおり、パパさんの発言が要因でママさんが「イラッ」とくる言葉があります。

パパさんがママさんへの対応の基本は「共感」、「受容」、「賞賛」、「行動」です。

ママさんはパパさんに気持ちを伝えるとき、必ずしもアドバイスを求めているというわけではないということを意識してください。

ママさんにとっては「今日のご飯のおかずお魚とお肉どっちがいいかな?」という質問があります。

パパさんなら何て答えますか?

1.「お魚がいい」

2.「お肉がいい」

3.「どっちでもいい」

1.2はパパさんの気持ちそのまま伝えた返答ですね。

できればこの返答に加えて、「お魚は焼き魚?刺身?」「お肉は焼肉?」と興味を示してあげるとよいでしょう。

ママはもしかしたら、大方気持ちが魚もしくはお肉に気持ちが偏っている場合があります。

私の場合…。

たまご
たまご

子供たちお昼学校(保育園)でお魚だったからお肉なんてどう?

と返答します。それに対して妻がお肉に気持ちが偏っていたら、

ママ
ママ

私もそう思っていた。そうしようか

もし、お魚に気持ちが偏っていたなら、

ママ
ママ

冷凍庫がいっぱいで、お魚はやく処理しておきたいなぁ

と言ったように、自分の気持ちを伝えつつ、相手の気持ちを引き出すことがポイントです。

3.「どっちでもいい」これは一番アカン返答ですね。

せっかくママさんからのコミュニケーションをとろうとしたのに、「答えのない返答」はかえって逆効果です。

それが繰り返すと、ママさんは

ママ
ママ

どうせ「どっちでもいい」というなら聞かなくてもいいか

と思うわけです。

パパさんに聞いて欲しいだけなのか、意見を求めているのかしっかり向き合ってみましょう。

会社でも同じです。

パパさんが会社で悩みを上司や先輩などに相談した際に、

「え?どっちでもいいんじゃない」

と答えられるとどうですか?また、部下や後輩に同様に相談された際、同じような返答しますか?

相手は自分と同じ人間です。

ましてや、ママさんは家庭での長いパートナーです。

ママさんのことを一番わかってあげられるのはパパさんしかいません。

ママと一緒に怒るパパさん

毎日、ママさんは家事と育児を同時にこなしており、ストレスが溜まりやすくなっています。

その結果、ちょっとしたことでも子どもに叱りがちになります。

そこでパパさんも一緒に怒ることはありませんか?

怪我や命に関わる場合人に迷惑がかかる場合は問題ありませんが、

些細なことで2人で怒ると子どもの心のよりどころがなくなります。

ママさんがちょっとしたことで怒った場合は、パパさんが心のよりどころになりましょう。

子供が悪いことや失敗した時は成長のチャンスです。

ここでもまず大切なのは「共感」です。

「どうしてそのような行動をとったのか?」「今の気持ち」を聞きましょう。

1歳頃から自分の気持ちを伝えられるようになり、3歳頃に共感力(思いやり)が生まれるといわれています。

なので、特にその時期のパパさんは子供がとった「行動」と「気持ち」を言葉で代弁しましょう。

これを繰り返し行うと、思いやりの心がは育まれ、相手のために何か行動を働きかけられる子に成長します。

さて、ここまで今回は育児中のパパが心構えとして『パパの役割』についてご紹介しました。

会社で働くことの多いパパさんにとって、会社での例を挙げて説明いたしましたがいかがだったでしょか。

家庭は会社と同じように、ママさんとの連携が不可欠です。

仕事で得られた経験や知識が家庭でも生かせる場面は多数あるので、活かせていきましょう!

さて次回は育児休業前にパパさんが会社でやっておきたいこと3選についてご紹介します。

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