№19 子どもの自己肯定感を下げていませんか?~自己肯定感が育ちにくい子育ての方法と褒め方~

多くのパパさんママさんは子どもが大きくなったら

「自信を持った大人になってほしい」

「自立した大人になってほしい」

「困難にぶつかっても乗り越えられるチカラを持ってほしい」

などと願います。

人間が生きていくときに、一番大切なのは自己肯定感です。

パパさんママさんの普段の声のかけ方によって自己肯定感が大きく変化します。

今回は子どもの自己肯定感が育ちにくい子育てのポイントを紹介します。

(/・ω・)/イックヨ

自己肯定感

自己肯定感

自己肯定感とは、

「自分は大切な人間なんだ」

「自分は生きている価値がある」

「自分は必要な人間な人間なんだ」

という気持ちをいいます( *´艸`)

どんなに勉強ができても、自己肯定感が低いと、苦しい人生になります。

たとえお金持ちでなくても、学歴がなくても、自己肯定感の高い人は、幸せを感じることができます。

日本の子供の自己肯定感

今の日本の子供たちは、決して高くないことが、色々な統計で明らかになっています。

「自分はダメな人間だと思いますか?」 という問いに対し、

中国が11.1%、アメリカが14.2%だったのに対し、日本は56%でした。

Q 自分はダメな人間だと思いますか?

A そう思う

日本の子供は他の欧米や中国などと比べて自己肯定感が低いのが分かります( ˘•ω•˘ )

(日本青少年研究所 H21.2月発表データ)

もちろん国民性の違いや文化の違いもありますが、

それにしても日本の子供たちの自己肯定感の低さは深刻でね( ˘•ω•˘ )

 

人から、社会から必要とされていると思えない(=自信がない)子どもたちが、

どうして、意欲をもって勉強に取組んだり、積極的なルールを守ったりできるのでしょうか。

自分の人生を主体的に、前向きに生きるためには自己肯定感が必要なのです。

自己肯定感が育ちにくい子育ての方法

条件付き子育て

褒美と罰をもとに子育てすると大きく親子関係にひずみができてしまいます

特に親にやりがちなのは「愛情を餌にした褒美と罰」です。

(;^ω^)ドキッ としたパパさんママさんも多いはず💓

  • 〇〇したら褒める
  • ○○しなかったら罰を与える

こんな場面良くありますよね

  • お風呂になかなか入ってくれない子供に対し、「早くお風呂に入らないと、一緒に遊んであげないよ」声をかけたと場面を想像してください。

子どもと一緒に遊ぶということは、一種の子供への無償の愛情表現です。

つまり、この場面では「親の言うことを聞かないと愛情をあげないよ」と子供が受け取ってしますのです。

このように子どもの行動によって親の愛情をあげたり、あげなかったりすることは非常によくないといわれています。

子育てに一生懸命な反面、つい怒って発してしまう言葉の中には「子どもが自信を失う」こともあります。

条件付き子育てのメリット・デメリット

メリットは瞬時に子供の行動をコントロールすることができます。

しかし、以下のデメリットもしっかり理解しおきましょう(/・ω・)/

短期的なコントロールに偏る

「将来、思いやりのある子でいてほしい」

「子どもには自立した大人になってほしい」

などの長期的な教育を目指していたはずなのに、罰を与える(=愛情を与えない)ことで短期的なコントールに注視してしまうことになります。

パパさん・ママさんがこの癖がつきやすいことが何よりのデメリットです。

自己肯定感を揺るがせてしまう

  • 親の言うことを聞く→価値がある
  • 親の言うことを聞かない→価値がない

という親からのメッセージを受け続けることになります (; ・‘д・´)💦

その結果、「自分はだめなん子供なんだ」「自分なんか生きている価値がないんだ」と思うようになるわけです。

そのような子がどうして自分の人生を主体的に、前向きにいきることができるでしょうか。

継承される傾向にある

「ご褒美と罰」を与える続けられていることが嫌だったにもかかわらず、

子どもが子育てをする時に同じような行動をとってしまう傾向にあります。

自己肯定感が育ちにくい褒め方

おざなり褒め

おざなり褒めとは、適当に褒めることですね。

(;^ω^)これも心当たりがあるはず。

料理や仕事で手が離せないときに子どもが自分で書いた絵を持って、

「みてみてー」来た場合、どのように対応していますか?

「おおすごいじゃん」「うまいね」と目を合わせず作業をしながら対応していませんか。

これ非常に危険です。

子どもはちゃんと聞いていないと態度をみてすぐにわかります。

その結果、

子ども
子ども

どうせ頑張っても、頑張らなくても褒められるんだ。。。

子ども
子ども

がんばった所、全然見てくれてないや。。。

とモチベーションが下がります。

人中心褒め

人中心褒めとは、「性格」、「能力」、「外見」を指します。

性格:「やさしいねー」「いつもあかるいねー」「あなたが一番」

能力:「足が速いね」「才能がある」「いつも優秀」

外見:「いつもかわいい」「顔が整ってる」

子どもは努力して何かを成し遂げる必要性を感じなくなったり、

常に「一番」「優秀」「かわいい」という期待に応えなければいけないプレッシャーに感じる子もいます。

その結果、周囲からの評価を下げたくなくてチャレンジが怖くなる子や

子ども
子ども

ふふ、本気を出さなくても良い結果がでるじゃない。

私って天才♪

子ども
子ども

私本気だしていないから。。。
いつか本気を出せばいくらでも取り返せるのさ

「といった結果が良くても悪くても言い訳をする子になる傾向になります。

個人的にはこれが一番難しいですね。

従来のほめ方がこれ中心だったので一番苦労しました。

まとめ

いかがだったでしょうか?

しっかり子どもと関わっていると思っていたのに、

根底にある「自己肯定感」を欠く関わり方をしている場合があったのではないでしょうか。

パパさんママさんが子どもの頃に親からのしつけに対して、

「これでよかったのだろうか」と疑問におもいながらも、良くないとされる関わり方をされないように一度考えてみてはいかがでしょうか(/・ω・)/

「自信」はパパさんママさんから子どもに送る最高のプレゼント🎁です。

「自信」がつけば、厳しい世の中を自分のチカラで生き抜くための心の支えになってくれるはずです。

次回は実際にどのように子どもと関わり声掛けについての自己肯定感が育ちやすい子育てのポイントをご紹介します

最後に…

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おしまい

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